サステナビリティ 人材育成
人材育成
ナカノフドー建設は、「人材の育成と技術の追求」の方針のもと、ワークエンゲージメントの向上を目指した環境整備の推進及び自立型人材の育成強化を進め、技術力の向上と技術継承に努めております。
新入社員導入研修
新入社員には、入社後の数週間は職種を問わず、社会人としてのビジネススキルを学ぶ集合研修を実施しております。講義やディスカッション、グループワークなどの教育を終えたあと、職種別に専門的なスキルを学ぶ教育を実施しております。
マネージャー研修
次世代マネジメント層の育成のため、経営に関する基礎やMBAプログラム等の研修や、マネジメントシステムの理解を深め、当社の目標管理を経営に寄与できるような教育を実施しております。
社員の成長を支える各種施策
資格取得支援制度
社員の更なる専門性の獲得と主体的なキャリア形成を促し、自己研鑽意欲を高めるため、資格取得を積極的に支援しております。資格の取得に当たっては、合格までの道のりをサポートするとともに、取得後は受験料・お祝い金・手当等を支給しております。
自己申告面談制度
年に一度、人事と面談する機会を設けております。
部署異動・拠点異動(海外含む)等、キャリアに関する希望や悩みなど何でも相談できる体制を構築しております。
社員の育成と業務平準化への取組み
当社では、社員のスキル向上と、育成、離職防止を目的として業務平準化に取組んでおります。
主な取組みは、それまで現場で行っていた図面作成の内勤者による支援です。まずは組織を見直すところから始め、内勤で支援が出来る部署の人員を拡充し、大きな現場の所長を経験したベテラン社員から若手社員にマンツーマンで指導をすることで、効率よくノウハウを継承でき、業務の一部を内勤社員と現場社員で分担することで、現場社員の業務量を軽減する取組みを実施しております。
若手技術社員研修
当社では、若手社員の離職防止と、スキル向上を目的とした、新たな研修制度を2023年度より導入いたしました。新しい研修制度では、入社後1年目~5年目までの若手社員を対象として、一週間に渡って年2回の集団研修と個別ミーティング等を実施し、若手技術社員への技術継承や、ワークエンゲイジメント向上に努めております。
・集団研修
必要な知識とスキルの習得およびエンジニアとしての成長・成熟を促すことを目的としていますが、希薄になりがちな「横のつながり」を強くすることへの期待があります。研修を終えた若手社員は、全国に点在する建設工事の現場に戻ることになりますが、動機の少ない職場で孤独な環境に陥りやすい状況におかれます。そのため、研修ではチーム制の課題研修に加え、「合宿制」とすることで横のつながりを強固にし、早期の離職防止に繋がっています。
・個別ミーティング
現場経験のある研修担当者が一人ひとりに向き合い、職場での人間関係や業務量、悩みなど、時間を設けて話を聞くことで若手技術社員それぞれにあった解決策を共に考えていく機会を設けております。
・個人研修
作業所で扱う図面作成、確認の技術を向上させる目的で、配属された建物が竣工し次の現場に着任するまでの間の、1か月~2か月の期間にて、実際に使用する図面を用い、教育担当による図面研修を行っております。この研修は、確実にスキルアップを感じることができるため、若手社員からも非常にニーズの高い研修となっております。
若手技術社員研修の様子