ナカノフドー建設の技術力

Technology 10

RC-S(柱RC梁S)工法

RC-S工法は、柱をRC造、梁をS造として建物を構築する、ハイブリッド構造です。

特徴

スパンの大きな平面計画が可能です。

用途

ショッピングセンター、工場、倉庫、駐車場、事務所など幅広い用途に適しています。

DLW工法(RC地中連続壁工法の本体利用)

DLW工法は、掘削時に仮設の山留壁として使用していたRC造の地中連続壁を、特殊継手の採用により、建物の構造体(支持杭、地下外壁、耐震壁)としても利用できるようにした工法です。

特徴

山留壁としての剛性が高く、掘削時に周辺地盤の変形を極力小さくすることができます。また、仮設山留壁を建物の構造体として利用できるため、トータル・コストダウンも可能です。

用途

埋立地などの軟弱地盤における大深度基礎

SHS本設地盤アンカー工法

SHS本設地盤アンカー工法は、従来仮設山留工法として利用されてきた地盤アンカー工法を建築基礎工法の一種として本体利用する工法です。

特徴

  1. 高層建物や塔状建物の、地震や風による転倒・基礎の浮き上がり防止対策
  2. 地下水位が高く、水圧を強く受ける、地下を持つ構造物の浮き上がり防止対策
  3. 傾斜地に建つ建物などの、偏土圧のかかる構造

逆打ち工法

従来の工法が、地下階の掘削を完了した後、最下階から順次上階へと構築してゆくのに対し、逆打ち構法は1階床を施工後、地上階の構築と地下階の掘削・構築を同時に行う工法です。

特徴

  1. 工期が大幅に短縮できます。
  2. 1階床を作業スペースとして有効に利用できます。
  3. 構築した地下階躯体を山留支保工として用いるので山留壁の変形が少なく安全に工事を行うことができます。

用途

地下階と地上階の躯体工事量が多く、工期が短い場合に適しています。

NJU(ナカノ・ジャッキ・アップ)工法(不同沈下修正工法)

NJU工法は不同沈下を起こした建物をジャッキアップし沈下修正する工法です。
基礎直下の作業を無くすことで安全性向上とコスト削減の両立が可能です。

特徴

新設杭(BH杭)及び鉄骨鉄筋コンクリートの新設補強基礎を利用して、コンピューター制御のジャッキによる沈下修正を行い、ストロークを固定しジャッキを埋め殺します。

用途

従来のアンダーピーニング工法での施工が困難な場所での建物の不同沈下修正に適しています。

特許

NJU工法の特許を取得(登録No.3879085)

高流動コンクリート

高流動コンクリートは、スランプフローが55~65cmの、流動性が高く、自己充填性に優れたコンクリートです。

特徴

水セメント比が小さく、施工性の悪い高強度コンクリートは、高流動コンクリートにすることで、ワーカビリティー、ポンプ圧送性に優れたコンクリートにすることが出来ます。また、鉄筋が密に配筋された場所や、締め固めが困難な場所にも打設することが可能です。

用途

超高層RC造(設計基準強度が45N/mm2を超える高強度コンクリート)やCFT構造(柱の充填コンクリート)などに使用します。